雪の結晶の写真

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「雪は天から送られた手紙である」とは、はじめて人工の雪の結晶を作った中谷宇吉郎の名言です。
 雪の結晶は、大別して柱状のものと板状のものとがありますが、一般に雪の形として知られている板状の樹枝状六花の結晶は、大きさが数ミリ、厚さが1/100ミリほどで、片面にだけレリーフ文様が描かれた微細な氷細工と言えるものです。雪の結晶にはたくさんの種類があり、同じ結晶は二つとありません。そんな雪の結晶の写真のいくつかを紹介しましょう。

(元北海道教育大学教授 油川英明)

「雪の結晶~写真撮影のレシピ」解説文はこちら⇒

角板
(Hexagonal plate)

角板付六花
(Stellar crystal with plates at ends)

枝付角板
(Plate with simple extentions)

樹枝状六花
(Ordinary dendritic crystal)